『皇統は万世一系である』 谷田川惣 日新報道
 2011年 23ページ〜24ページ

 我が国の平均出生率は約1.3となるが、これは独身者を含めてのことだ。夫婦間の出生率は
二人以上、所得額が多いほど出生率は増加する傾向にある。皇室という安定的生活が確保されて
いる環境では、出張率2から3を想定することは現実離れでも何でもなく、世間一般における夫
婦の出生率と同じである。
 出生率が2〜3ということは、男子が誕生する確率は75%〜87.5%。仮に出生率2で四宮家
という計算では、まったく男子が誕生しない確率を出すと、0.5の十乗で0.00098、つ
まり0.1%未満となる。宮家四家体制を維持すれば、皇室でまったく男子が誕生しない可能性
は、数千年に一度歩かないということになるのだ。小林氏は何をもって側室制度がなければ
男系継承は不可能だと述べているのか理解不能であり、思いつきか感情論だけで語っているとし
か考えられない。

同上 148ページ〜149ページ

(小林よしのり先生の「旧宮家」を復活させてもその宮家を維持できないという文章を
 批判して)
(夫婦に)子供の数が一人ならば(男子誕生の確率は)50%だが、二人の場合は75%、
三人の場合は87.5%となる。子供の数が二人または三人程度いて、傍系の系統が
複数あれば男系継承可能であるというのは当たり前のことである。


『皇統断絶計画〜女性宮家創設の真実』 谷田川惣 青林堂
 平成24年 76ページ(「第七章 一夫一婦制でも男系継承は可能」より)

 一夫一婦制では男系継承が困難だと考えている人の中には、一組の夫婦間で男子
が誕生する確率が50%だと思っている人が非常に多いのではないかと思われます。夫婦間
で男子が誕生する確率は50%ではありません。子供の数が一人の場合は50%ですが、二
人の場合は75%、三人の場合は87.5%、四人の場合は93.7%となります。
 わが国の平均出生率は約1.3となりますが、これは独身者も含めての数字です。夫婦間
の出生率は二人以上、所得が安定すればするほど出生率は増加する傾向にあります。皇室と
いう安定的生活が確保されている環境では、子供の数が意図的に制限されることはありませ
ん。子供の数を二人から三人を想定することは現実離れでも何でもなく、場合によっては四
人おられても不思議ではないのです。世間一般における夫婦間の出生率と大差ないとい
うことです。
 出生率が2〜3ということで考えると、男子が誕生する確率は75%から87.5%とな
ります。仮に出生率2で四宮家体制を維持するという計算では、まったく男子が誕生しない
確率を出すと、0.5の十乗で0.00098、つまり0.1%未満となるのです。宮家の
四宮家体制を維持すれば、皇室でまったく男子が誕生しない可能性は、千年に一度あるかない
かということになります。

Webページ 『谷田川惣のコラムブック』
 ー小林よしのり「ウソ・詐欺全集」
 ー30分でわかる皇位継承論Q&A
 ー2番目のQ&Aより(平成28年10月9日時点)

Q.出生率が1.3%の少子化時代に、
  子供の数を期待するのは難しいのではないでしょうか?

出生率1.3というのは独身者を含めての数字です。
既婚者だけの数値では出生率2を超えています。
さらに経済的安定層をみると、子供の数が3人、4人は珍しくありません。
子供が3人の場合、男子誕生率87.5%、4人の場合は93%。
子供の数が多いときに、系統を確保するということを行えば、
一夫一婦制でも十分に男系継承を続けられる可能性はあります。

Webページ 『谷田川惣のコラムブック』
 ー小林よしのり「ウソ・詐欺全集」
 ー『新天皇論』撃墜編
 ー10「側室制度なしに男系継承は不可能」というウソ
 ー最初のコメントより(平成28年10月9日時点)

我が国の平均出生率は約1.3となるが、これは独身者も含めてのことだ。
夫婦間の出生率は2人以上、所得額が多いほど出生率は増加する傾向にある。
皇室という安定的生活が確保されている環境では、
出生率2~3人を想定することは、現実離れでも何でもなく、
世間一般の夫婦間の出生率と同じである。
出生率2~3人ということは、男子が誕生する確率は75%~87.5%。
仮に出生率2人で4宮家という計算で、まったく男子が誕生しない確率を出すと、
0.5の10乗で、0.00098。つまり0.1%未満となる。
宮家4家体制を維持すれば、皇室でまったく男子が誕生しない可能性は、
数千年に一度あるかないかということになるのだ。
小林氏は何をもって、側室制度がなければ男系継承は不可能だと述べているのか理解できず、
感情論だけで語っているとしか考えられない。
明治時代以前には、乳幼児死亡率が現在とは比較ならないほど高かったため、
このような確率計算は不可能だったのだが、
現代医学の進歩により、宮家の拡充による、確率計算が可能となった。

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 ー小林よしのり「ウソ・詐欺全集」
 ー小林よしのり氏からの動画反論について

→こちらから谷田川先生のWebページを参照して下さい


以上



「確率論」と「フランス王室論」決着
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