HOME > 朝生 > イギリス王室

朝まで生テレビ 8/27 激論!象徴天皇と"生前退位”
  女性、女系天皇をテーマにした議論について


13.イギリス王室(小林節先生)

(田原先生:女系天皇の前に女性天皇はいいじゃない。)
(平沢議員:わたしは女性天皇はいままであったわけだから、
 今まであったような形で女性天皇はいいと思う。)

(小林節先生)

さっきの(話にあった)一時預かり(=中継ぎ)ということでね。

女性の天皇によそのうちの男が産ませた子供が
天皇になった例は一度も無いんです。

これはイギリス型ですがそうするとね、
何とか系の王朝、何とか系の王朝、何とか系の王朝・・・
イギリスの戦争みたいにですね(血塗られた戦争が起きる)

【 私 の 見 解 】

イギリスの女王の子供が王座に就くと、
その子供の父親の姓が王朝に名称となるが
それは便宜上のことであり
王位継承令には「王位継承者はスチュアート家の血を引くこと」と
書かれている。

イギリス王室はスチュアート家の双系である。

また、まるで女王が戦争の引き金であるかのように言われるが
王族間の戦争としては薔薇戦争やエリザベス一世とメアリーによる
イングランド-スコットランド間の戦争は
王位継承の規定が曖昧だったために
権力闘争に発展したのであり
王位継承令が定まってからは王族間の戦争は無い。

ピューリタン革命や名誉革命等の市民革命は、
男性の王と市民の争いである。

むしろエリザベス一世、ビクトリア女王など、
英国の栄華は女王とともにあった。

イギリス王室の女王を例に出したところで
女性天皇は一時預かりで、
子供を生んではいけないとする理由は
見当たらない。

以上

目次に戻る
トップページに戻る

1.医学の進歩(百地先生)
2.瀕死の病人を今殺せ(竹田氏)
3.旧宮家の復活(百地先生)
4.明治天皇の玄孫(竹田氏)
5.徳川の御三家、御三卿(百地先生)
6.パブリックコメント(百地先生)
7.女性宮家は譲位で不要?(竹田氏)
8.養子(竹田氏)
9.女性宮家の旦那(竹田氏)
10.血の原理(竹田氏)
11.認める、認めない(竹田氏)
12.男系すごい(小林節先生)
13.イギリス王室
14.皇族は悠仁親王殿下お一人に(竹田氏)
15.王朝間の争い(小林節先生)
16.女系天皇は新しいの天皇制(小林節先生)
17.伝統(竹田氏)
18.最大の欲望(竹田氏)
19.男性排除(竹田氏)