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朝まで生テレビ 8/27 激論!象徴天皇と"生前退位”
  女性、女系天皇をテーマにした議論について


1.医学の進歩(百地先生)

(百地先生)

側室の問題は、昔は幼くして夭逝される方が
本当にたくさんいた訳です。

だからそういう側室の問題は
医学が進歩する中で夭逝される方は
本当に少なくなっているわけですから相当解決できる。

(田原先生:できてないじゃないか。今愛子さんしかいないじゃないか。)


【 私 の 見 解 】

本ホームページの「現代医学論」で論じているが
我ながら文章が下手で、非常に読みづらい。

リンクを参照頂ければ幸いだが
リンク先の最下段の【考察】のみを再掲載する。

結論を一言で言えば、現代医学は
皇統の男系維持に全く無力であり、
なおかつ全く無関係である。

現代医学論


↓リンクからの抜粋
【  考  察  】

1.(略)「現代医学」(西洋医学)は
  明治後期からすでに採用されている。

  にも関わらず現在の皇統の危機が出来した事実が有る以上、
  常識的に考えて「現代医学論」は鵜呑みにできない。

2.(略)(明治前期から)乳児死亡率が
  改善したとはいえ、元々産まれる子供の数が著しく
  減少しており、「現代医学」が活躍する機会は乏しい。

  現在の皇位継承の危機を考えれば良い。

  側室があれば今からでも皇太子殿下、秋篠宮殿下に
  男子誕生の可能性があるが、
  「現代医学」が次に活躍する機会は悠仁親王殿下の
  お妃様のご懐妊、出産、子育てまで待たなくては行けない。

  この一点だけみても「現代医学」は側室制度の代替にはなり得ない。

3.「側室あり」の場合、男性の努力に比例して妊娠・出産数が増える。
  つまり男子が生まれない場合、責任は男性にある。

  「側室なし」の場合、子育ての有無に関わらず
  妊娠する機会(チャンス)と最大出産数は
  女性の生理現象に依存することになる。

  不妊の原因は男女ともに50%であるが上記④のような
  精神的負担が伸し掛かるのは女性である。

  女性を精神的負担から解放し、男性が責任を負うようにしなければ
  代替案と呼ぶことはできない。

4.「⑧実際の成人数」は側室ありの光格天皇〜明治天皇と
  側室なしの大正天皇、昭和天皇で大差がない。

 「⑧実際の成人数」と因果関係があるのは晩婚化と子育てである。

  だからと言って「若い女性との結婚」および「乳母の復活」は
  現実的ではない。

  男子を出産するまでひたすら妊娠することが条件で皇室に入るような
  20歳程度の女性が存在するとは考えにくい。

  存在したとしても皇族方との相性が合うとは限らず
  結婚に至るかどうかわからないので、そのような女性が大勢存在する必要がある。

  さらに家柄や資質を条件として加味すると
  摂家のようなお妃を輩出するグループが存在する必要があり、
  現実的とは思えない。

  また、皇子を自ら育て、教育することは昭和天皇がお望みになり
  今上陛下、皇后陛下が実践されて皇太子殿下、秋篠宮殿下に踏襲されてあり、
  宮中に乳母を置くような旧習にもどることは考えられない。

  さて、「現代医学」と晩婚化・子育ては関連づけることさえできず
  まったく無力であることだけは述べておきたい。

5.上記②において人工授精、体外受精、代理母出産等の
  新技術について言及した。

  (現に渡部昇一先生は人工授精を提案している。)

  これらの新技術は女性の負担を増加させる。

  人工授精は卵管を広げる際に苦痛を伴う。

  体外受精は排卵促進剤の副作用に苦しみ、卵子を子宮に戻す際に苦痛を伴う。

  代理母出産は我が国では禁止されており現実的ではなく、
  さらには遺伝的な母と出産した母の2人の母が存在することとなり、
  母子ともに心に傷を持つ場合が有る。

  さらにそこまでして妊娠できない(もしくは男子が生まれない)場合の
  精神的苦痛は男性には想像できない。

  根本的なことを言えばこれらの新技術はあくまで「子供が欲しい」という
  夫婦の切実な願いを叶えるためのものである。

  「男子を産む」という目的で上記のような苦しみを
  女性に強要することは野蛮であり、
  また生命倫理上、許されない。

  そこまでして皇室が男子を望むのであれば
  国民の心は皇室から離れるであろう。

以上
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1.医学の進歩
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