5.まとめ
①「確率論」について
現在の皇統に危機に谷田川先生の「確率論」は適用できないことが確認できた。
宮家の維持においても「ひたすら宮家を復活させる」という
途方も無い提案しか無く、とても現実的ではない。
②「フランス王室論」について
フランス王室が現在の皇室の参考になるかどうか、
谷田川先生ご自身が考える気が無い以上、この議論になんら意味を見出せない。
谷田川先生が別の観点をご提示されない以上、男系維持の歴史的根拠は無い。
③「現代医学論」について
出産数が増えない限り「現代医学」は無力である。
また、女性への負担は何ら軽減されない。
晩婚化や子育てに対しても影響力がない。
「現代医学」は側室制度の代替案ではない。
④結論
男系維持の万策は尽きている。
安定的な皇位継承策は女系公認しか無い。
上記について反論が無いまま谷田川先生が男系維持を主張するのであれば
無為無策の考え無しであり、なんらかの主張を持つ者とは言えない。
つまり男系論者ですら無く、皇統で運否天賦のギャンブルをする破滅主義者である。
以上
【谷田川先生への再反論 各項目へのリンク】
トップページ
1.経緯
2.「確率論」について
引用(有識者会議報告書抜粋)
考察(皇子女数 一覧表)
3.「フランス王室論」について
引用(参考文献より)
4.「現代医学論」について
5.まとめ