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2.中川八洋先生の皇統関連の著作

中川八洋先生の皇統関連の著作は以下の通り。

【男系論の著作】

1.『皇統断絶』 ビジネス社 2005年

2.『女系天皇は皇統廃絶』 徳間書店 2006年

3.『悠仁天皇と皇室典範』 清流出版 2007年
   (原題の下線部は□で囲む。中川八洋先生曰く、
    現在は天皇ではないから、とのこと)

4.『小林よしのり 「新天皇論」の禍毒』 オークラ出版 2011年 
   (本書は小林よしのり先生が著作権侵害で最高裁まで争った
    『脱ゴーマニズム宣言』という本と同じ体裁で書かれている。
    小林よしのり先生を挑発するためであろうが
    非常識にも程がある。)

【保守主義の著作】

5.『保守主義の哲学』 PHP研究所 2004年

6.『正統の哲学 異端の思想』 徳間書店 1996年

7.『正統の憲法 バークの哲学』 中央公論新社 2002年


※なお、中川八洋先生が推薦する、コモン・ローに関する
 書籍の多くは、邦訳がない。

 この点については中川八洋先生が主張するように、
 我が国の教育機関が左翼思想に偏っていることを、
 認めざるを得ない。

 私もこれらの書籍を読むことができず、反論の根拠が
 英米法の入門書となっていることは残念である。

  邦訳の無い代表的な書籍は以下の通り。
   ブラクトン  「英国の法と慣習について」
   E・コーク  「英国法提要」
   ヘイル    「英国コモン・ローの歴史」
   ブラックストーン  「イギリス法釈義」


以上

1.なぜ中川八洋先生か?
2.中川八洋先生の皇統関連の著作
3.中川八洋先生の男系論の要約
4.中川八洋先生の男系論への反論
  −1 英国において慣習法(コモン・ロー)は エクイティ(衡平法)により修正される、
  −2 権力者は時代の要請に応える必要がある。
  −3 コモン・ローは不正に対して救済するためのものである。
  −4 道徳はコモン・ローよりも優先される。
  −5 コモン・ローは時代の要請により再解釈される。
  −6 コモン・ローは先例を生み出す機能がある。
  −7 人権思想は完全には無視できない。
  −8 まとめ


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