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【私の再反論】

問題に直面しているのは我々であり、
我々が回答を出す歴史的な責任があります。

谷田川先生の主張では前例踏襲か
先送りの2社択一しかできません。

それを思想とは言わず、思考停止と言います。

保守思想の「古き良き法(慣習法)」とは道徳の結集で
あるという考え方があります。
(中川八洋 『悠仁天皇と皇室典範』 P179〜P180
      『保守主義の哲学』第七章 参照)

慣習法を遵守すると不道徳となってしまう場合には、
現行の慣習法は「悪しき法」となります。

繰り返し述べますが、問題がなければ変更する必要はありません。

不道徳であり、問題があるから悪しき法なのです。

私の理性的判断ではなく、私の道徳感情が男系継承を
「悪しき法」だと訴えているのです。

雅子妃殿下を苦しめ、
陛下の心中を重くさせ、
愛子殿下、眞子殿下、佳子殿下のこれからを不透明にさせ、
将来の皇室を悠仁殿下お一人にさせ、
皇室に一般国民・一般家庭の男子をぞろぞろと入り込ませるのは
男系継承ではないのですか?

また、男系論者の振る舞いが道徳的といえますか?

雅子妃殿下は皇室に不適格と言い、
皇太子殿下は天皇に不適格だと言い、
陛下の譲位に反対し、
陛下は間違っていると言い、
Y染色体のような科学的な根拠を述べ、
安部政権下でいつでも「旧宮家復活」案を実現できるのに放置し、
「旧宮家復活」を成し遂げた後の男系維持策を提示しない。

男系継承が全てを狂わせているのです。
男系継承は皇室だけでなく、国民をも、
負のスパイラルに引き込み、
気づいたときには手遅れとさせてしまいます。

即刻変更すべきです。

「状況論は重要」とか言っている状況ではありません。

>状況論から歴史的事実をねじ曲げる思考法が許せないのです。

  現在の危機の原因が男系継承にあるということは
  歴史的事実ではないのですか?

  その原因を解消する手段として、男系継承が始まる以前の
  神話を参照することがなぜ歴史的事実を捻じ曲げることになるのですか?

>私が女系容認派に疑問を持つのは、その主張以前に、
  現在の結論を導き出すために歴史的事実の意義を否定することです。

  現在の皇統の危機を招いたこと、雅子妃殿下を
  苦しめていることを含めて、男系継承の歴史的意義を
  考える必要があります。

  いまやその意義は尽きたのではないでしょうか?

  だからと言って歴代天皇を野蛮な男系継承を
  重ねた人々である、などとと考えるわけがありません。

  明治時代であれば私も男系継承に票を投じたと思います。

>男系継承は悪しき陋習でなく二千年続いた価値のあるものだが、
  このままでは続けることができない、という主張なら理解できますが、
  「続けることができない=悪しき陋習」と決めつける思考法は
  いかがものでしょうか。


  保守思想は継承の論理です。

  過去の積み上げて来たものを子孫に
  継承していくことが最も重要です。

  続けることができない
  =子孫に継承できない
  =保守思想に根本から逸脱する
  =悪しき陋習
  となります。


以上

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保守思想 目次
1.古き良きもの
 ・【反論】個人的感想(ではない)
 ・【反論】長く続いたものは良きもの
 ・【反論】過去の叡智
 ・【反論】神話から男系(ではない)
2.神話と歴史
 ・【反論】神話と歴史
3.時効の論理
 ・【反論】時効の論理
4.悪しき陋習
 ・【反論】悪しき陋習
5.墓の下の民主主義
 ・【反論】墓の下の民主主義
6.【反論】まとめ