HOME > 保守思想 > 5.墓の下の民主主義

-------【9月8日の私の文章】-------

5.保守思想は「死者や祖先にも投票権を与える」という考え方です。

 それでは歴代天皇はどのような投票行動をされるでしょうか?

  例えば明治帝は現状の皇統の危機、雅子妃殿下の病状、
  平成の国民の様子、世界の状況を鑑みてどの ように考えられるしょうか?

 光格帝は?後水尾帝は? 後醍醐帝は?推古帝は?神武帝は?

  私にはどの天皇も男系維持に投票するとは思えません。

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【以下9月20日の谷田川先生の反論】

死者と祖先は同じなので、死者と子孫でしょうか。

保守思想でよく言われる「墓の下の民主主義」、
すなわち祖先も一票を持っているという考え方は、
現代人の理屈だけで勝手に伝統を無くしてはいけないということです。

この方が言っているのは、歴代天皇も現代の理屈で投票してくれたら、、、と
言っているのであっ て、これは「墓の下の民主主義」でも何でもありません。

例えば、子孫がどのように投票するか、
なんてことを考えても仕方がないので、
子孫も万世一系の天皇を戴く権利があるのだから、
現代人の理屈で勝手に変えてしまうことはやめようと
考えるのが保守の思想なのです。

先人たちから受け継いだものを子孫に引き継ぐ。

これが保守思想の基本的な考え方になります。


→【反論】墓の下の民主主義



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保守思想 目次
1.古き良きもの
 ・【反論】個人的感想(ではない)
 ・【反論】長く続いたものは良きもの
 ・【反論】過去の叡智
 ・【反論】神話から男系(ではない)
2.神話と歴史
 ・【反論】神話と歴史
3.時効の論理
 ・【反論】時効の論理
4.悪しき陋習
 ・【反論】悪しき陋習
5.墓の下の民主主義
 ・【反論】墓の下の民主主義
6.【反論】まとめ